その日は急にやってきました。

2024年2月。

寒い中、前夜からまあ天気が悪くて悪くて。それでも予報では降ってる雨は朝方には弱まって、釣り開始1時間後くらいには止むでしょう、と。

大嘘やんけ!!!!!

雨は一向に止む気配もなく、【ワークマンのレインスーツ】で臨んだものの、開始1時間後にはスーツ内にも浸水が始まり、、、途中何度となく戦意喪失しかけました。

そんな日でもやはり鮃釣り愛好家の皆さんはタフな方ばかりで、10数名での乗り合い乗船。

私は翌月開催が予定されている、漁港挙げてのヒラメ釣り大会なるものにエントリーをしており、いわばこれが本番前の最終調整

その為にしっかりとヒラメのアタリとオモリの引きずりの違いを把握して、釣れるようにしなければ!

ということで専用の竿も購入!!!

使ってみた感想としては、【汎用竿と比べて底にオモリが当たる感覚と魚が食ってきた感覚の違いが分かる】【竿先を見て魚が食ったアタリが分かる】の2点が主だったところです。

この辺はやはり専用竿の強いところだな、と感じました。ということで課題はクリア。

ソゲサイズのアタリでもしっかりと目視出来ましたし、竿にも伝わります。竿先は軟調ですがバットはしっかりしているので、ライトとはいえ3キロクラスのサイズも難なく上がりました。おまけに専用竿の入門としては価格もお手頃でこの竿を即買いしました!!

そして、肝心のこの日の釣りですが・・・・船の席はミヨシと言って、船首に近いところの左側で。

初めの1時間は音沙汰なく、周りの方々もおとなしい感じのスタート。

強弱をつけて降る雨の中・・・

hiramen

「心頭を滅却すれば火もまた涼し・・・」を何度も頭の中をループしてました。

と、意識を飛ばしかけたその時!

竿先がコンコンコン、と反応が。初めての竿でのアタリ!糸を張りつつ、様子を見てると・・・・・ゴンッと竿が引き込まれ、YouTubeで何度となく見たアワセ(竿を大きく上にあおる感じ)を発動!掛かりました!

55センチ、約1キロ後半のヒラメ。

直後、起伏が激しいか?でも雨でアタリが取りづらいな・・・と思いつつそこから1mほど上げたところでガツッとひったくり気味のアタリで即アワセ。

ややサイズアップで船中一番のサイズで50センチ後半、2キロ弱のヒラメを釣り上げました!

それからは、40センチ前後でリリースサイズも含め、終わってみればなんと6匹。

結局、サイズ、数ともに船中1番で竿頭を初めて頂きました!

今回は、竿を新調して狙い通りの結果が出せました。

もちろん道具がすべてではないですが、追求したい魚種が出てきたら、安価・入門スペックでも良いので専用竿を買うと良いかも

釣りの世界観が広がることを実感できた日でした。