2024年秋。
またまたヒラメ釣りの大会に出てきました。

自分でも思いますが、毎度上位には行けないのに良く毎度参加するなあ、という想いがよぎらなくもないです。

ではなぜヒラメ釣り大会に参加するのか?

今回は大会参加の結果はもちろんのこと、流れや参加することのメリットやデメリットなども含めて紹介していきたいと思います。

大会の流れ

STEP1
大会主催へエントリー連絡をする

お知らせのサイトに、大体エントリーの流れが書いてあります。
連絡先が船宿の場合や運営会社の場合があるのでそこへ電話やメールフォームなどでコンタクト。
支払い方法も確認しておきましょう。
多くは大会当日受付時ですが、主催によっては大会〇日前までに先払いというケースもあります。

STEP2
大会当日の受付

受付開始時間は通常の船釣りよりやや早いケースがあります。
理由は席の抽選や調整があるから。多くの場合は受付時にくじなどを引いて席の決定になります。
先着順ではないですが、早く受付した方がたくさんのくじから引けるので緊張感はありますね。
グループの場合は代表者がくじを引いたり、並びの希望の関係でくじを引かずに船長判断の
ケースもあります。
この時に、参加賞が配られたりします

STEP3
乗船

通常の船釣りと違うのは、受付したらそのまま乗船というケースだけではなく、
港で開会式を行うケースもあります。
基本的にはこれから○○をやってから乗船でーす!といったアナウンスがありますので、周りの動きを見ながら準備を進めましょう。

STEP4
スタートフィッシング

港や大会規定に基づいて、開始時間が決まっています。
ここは普段の船釣りと同じように、船長の指示に従って始めましょう。

hiramen

今回私は出船から船酔いになり・・・完全に出遅れました。

STEP5
番外編:大会の雰囲気

色んな大会に出ていますが、基本的には和気あいあいとしています。
(昔東京湾の太刀魚大会では私を挟んで中乗りと乗客の喧嘩になったことはありますが・・・)
おひとり様も多くいて、隣り合ったら話をすることもあります。

船長のタモ入れ(魚を網ですくうこと)が間に合わない時には隣同士でお互いの魚をすくうこともあります。
お互いの釣果を称えあったり、アタッた水深を話し合ったり。
こうやって助け合ったりするときの方が釣れたりするんですよね・・・

で、それが功を奏したのか、なんと、、、

70㎝弱のクーラーには明らかに入りきらないサイズが釣れました。重さも手元の計りでゆうに3㎏は超えています。これは・・・・・上位にいけるか?なんて釣れてからずっとドキドキしてました。

STEP6
ストップフィッシング~帰港

当然ながら、時間きっかりに終了になります。
帰りの船では、他船の釣果がどうだった、とかどのくらいが優勝ラインか?なんていう話を中乗りさんや常連さんとで話したりして予想が至る所で始まります。これも楽しいひととき。

STEP7
検量

釣れた人は手元の魚で一番大きいサイズを検量所に持っていきます。
メジャーや計りで長さと重さを計って順番決めです。
この順位決めの間に、お土産をもらったり、お弁当をもらえたりします。

地元の美味しいものによく出会える印象をもっていて、私は意外とお土産が楽しみだったりします。
今回は練り物で、これがまた味のレパートリーや魚の出汁を感じるものもあり、美味しかった。

STEP8
閉会式~解散

さて、検量が終わると一斉に閉会式の場所へ。
場所は大会により、船宿の敷地や漁港内など様々です。
なんとなーく緊張しながら、みんな集まります。
中には、並んでいる景品を見ながら「すげー!」なんて言う声も上がるくらい豪華なものも混じっています。

そして今回私は・・・

惜しくも入賞せず・・・・・・・!
しかし、3位に僅差の記録で、非公式非公認ながら重さだけでいえば全体4位には食い込めました!

そして、もう一つの楽しみが!

抽選会&じゃんけん大会

これも結構良い商品が当たるんです。クーラーボックスとか、竿が当たる時もあります。

今回私は残念ながらカップ麺詰め合わせ・・・
でもとても楽しめた大会でした!

大会のメリットデメリット

◆メリット◆
シンプルに、お土産がもらたり参加賞がもらえたり。意外とその参加賞も豪華だったりします。
そして入賞しようものなら、商品も豪華です。
◆デメリット◆
通常の船釣りに比べると参加費用が割高です。
いつもの金額プラス2,3千円くらいが相場かなと。
あとは、意外と後から疲れが来るのが、拘束時間が長いこと。
真夏真冬の大会は水分補給や暖を取ったり体調管理も必須です。

大会になぜ参加するのか?

私の場合はですが、長く同じ魚を釣っていると、釣り方もわかってきて竿頭になったり、道具にこだわったりし始めます。
そこで、実際に自分はどのくらいの実力があるんだろう?
なんて思い始めたりします。
もっと、多くの人数のいるところで自分は何番目くらいに釣れる実力があるんだろう?と思い始めたのが本格的に大会に出ることになった動機です。

おそらく同じ動機、どれか一つでも思い当たる方もいるかもしれません。

また、一回出てみると、その活気や熱気、参加者の「釣るぞ!」という雰囲気が船に渦巻いており、
個人的にはそれがとても楽しいです。

あとは同じ魚を狙っている仲間でありライバルであり、でもみんな楽しくワイワイ抽選会に出たりして、
一人で参加しても孤独な感じがしないです。

そんな中で一番になれたら・・・・なんていう妄想を毎回して参加するのもまた楽しかったり。

最初は友人知人とチーム参加でも。ぜひ一度、参加してみては!?