船酔い、それは一度なってしまったら人によっては陸に上がるまで再起不能となり、楽しい釣りの時間を地獄のクルージングへと変貌させる恐ろしい症状です。慣れや元々の体質でなる人もいればならない人もいます。
私も初めての船は船酔いで早上がりという、「ああ、若かったな・・・」と想いを馳せてしまうような記録を持っています。

今回は、船釣りにおける釣り人の永遠のテーマ、【船酔い】についてネットに氾濫する迷信や信ぴょう性の高い情報など、私が今までの試したものをご紹介していきます。

なぜ船酔いが起きるのか

船酔いは、船の前後・左右・上下の揺れ(慣れない振動)により、耳の奥にある三半規管が刺激され、脳の情報処理が混乱することで自律神経の不調を引き起こすことであり、症状としては、めまいや吐き気、ふらつきなどが挙げられます。
要するに、陸での認識と、海上船上での平衡感覚の認識にズレが生じることが酔いの大きな要因とされるようです。

ネットに出回る情報の数々・・・

さて、上記の通り初めての船釣りは散々なもので、次の回からはとにかく色んな情報を調べました。

すると、確実性の高そうなものから個人差があるのでは?といった迷信めいた対策もありました。

その中で私が試したものと結果をお知らせします。

効果てきめん編

酔い止め薬・・・これは効果的でした。私は比較的酔いやすい体質なので、前日寝る前と釣行当日の乗船前に飲むと酔う確率が格段に下がります。ただし、帰りがとんでもなく眠くなる、だるくなるのでなるべくなら服用回数を減らしたいと思うこともあります。あとは酔い止めの減りが早まるので経済的にもデメリット
私が飲んでいるのはアネロンという酔い止め薬。他は試したことがほぼないですが、効果はとても高いようです。

睡眠を取る・・・睡眠不足の日と比べても、確実に差が現れます。
個人差はありますが、6~8時間くらい寝られれば酔いにくいことが多いと思います。

前日の飲酒を控える・・・初めの頃は関係ないだろうと思って、前日普通に飲酒をしていました。しかし、船酔いまではいかなくても釣行日のコンディションが悪・・・頭が働かない、釣れない、あとは酔い止めが効きづらい印象もあったので、私は前日の飲酒は控えることにしました。

空腹を控える・・・一度だけ空腹で乗船したことがありましたが、まあ速攻で酔いました。そして反対に満腹で乗船した時には戻しました。。。結論としては、腹八分目くらいで食事をとって乗船が良いでしょう。あまり胃に負担のかかる食事よりは軽食(おにぎりやパン)くらいが良いと思います。

頭を揺らさない・・・なかなか難しいのですが、移動中はまっすぐ前を見る、船の壁に背中と頭を預けて揺れないようにする。あとはゆとりのある船なら横になってしまうのも対策の一つだと思います。

キャビンに入らない・・・キャビンに入ると揺れをダイレクトに感じます。これにより酔いやすくなります。また、キャビン内にこもったエンジンの匂いなどで酔うことがあります。ただし、船長から海の荒れ具合でキャビンに入るように誘導された場合は従いましょう。

迷信編

コーラを持参する・・・乗船中、コーラをちびちび飲むというもの。私が見た情報では炭酸やカフェインが適度に胃や神経に作用するとか何とかでしたが、正直これは私には効果が無くやめてしまいました。

コーヒーを飲む・・・これは飲む飲まないであまり効果の差は感じませんでした。

偏光グラスを掛ける・・・脳への視覚的な光の刺激を軽減することで、酔わないようにするという理論だそうですが、掛けている時と掛けていない時の差は感じられず・・・

酔い止めのツボ押し・・・一番効果を感じられませんでした。気はまぎれるという意味では酔い対策になるのかも知れませんが・・・

まとめ

確実なのはコンディションをしっかりと自分なりに整えて臨む、酔い止めをしっかり決まったタイミングで服用する、そして移動中はあまり頭を揺らさない、リラックスをする、というところでしょうか。

また、根本的なことを言えば、【なるべく船の揺れが少ない海域・天候の日を選んで予約をする】ということでしょうか。
しかしながら、行ける海域が限られている場合や普段は仕事や学校で、貴重な休日で釣りに行っている人にとっては難しいかも知れません。
反対に、選べる状況にある人にとってはこれも一つの対策となるかもしれません。

どれもこれも個人差はあります。

酔いも気持ちから、という要素もあります。なので、まずは自分が酔わないと思えるお守りを見つけることも大事なのかもしれません。