ヒラメヒラメとやっている当サイトですが、釣り師である以上、いろんな魚釣りに食指を伸ばしています。

やはりヒラメ釣りが自分にはしっくりくるのですが、
食べたい魚・ヒラメオフシーズン・はたまたヒラメ釣りの勉強で・・・様々な釣り物に行き、その情報も番外編として
お届けしていきます。

今回は、東京湾でのビシアジ釣り。

この、人工物が視界にたくさんある感じも東京湾ならではですね。地に足ついている感じがします。

アジ釣りにも、

①近年主流になり釣り初心者の入門として人気のライトタックルアジ

②昔ながらの頑丈な装備で臨む玄人好みそして潮の速いエリアでも対応可能なノーマルタックルアジ

の2種があります。元はノーマルタックルオンリーから、リールや糸の進化などに合わせて、ライトタックルでも対応出来る釣り物になってきた、という歴史です。これはヒラメ釣りにも通ずるところがありますね。

どちらも主に東京湾での棲み分けになりますが、①と②では湾内で釣るエリアが明確に違います。

湾奥エリアでは潮は緩めで、穏やかな海況の日が多いです。
その為初心者の方はこちらのエリアでのライトアジからチャレンジすることが多いと思います。
湾中央から湾口にかけては潮が速く、潮の速さに耐えられる大きなアジが居つき、それを狙った大きな魚が入ってきやすいエリアです。

今回のビシアジは湾口周辺=走水や観音崎周辺での釣りになり、ほぼ万年潮が速いがゆえに、使うビシも流されないように130号を使います。水深は季節により異なりますが、深いときは100m周辺なので、電動リールマストですね。

ビシも130号になると重いし、大きいです。釣具屋ではあまり潤沢に在庫されている印象が無く、私の近所の釣具屋には1つ2つくらいでした。また、ビシに関してはネットで買った方が安いと感じました。もしくは中古のお店で探すかですね。

アジ釣りはこのビシに寄せ餌を詰めて、海中で振り込んで餌を撒き、そこに餌を付けたハリをなじませて釣るわけですが、この振り込むのがとにかく大変。そして、潮が速く仕掛けごと流されるのでオマツリも多発します。

ゆえに仕掛けがたくさん必要になるので、節約のために仕掛けを自作して臨みました

せっかくなので実験的にハリスは魚に見えないと噂のピンクフロロカーボンで製作。
果たして効果のほどは・・・・

因みに仕掛けは3号で作ってみました。食いは2号とそん色なかったので、見えないと仮定するなら、外道混じりを期待して頑丈な3号を使うのはアリかもしれません。見えないかどうかは魚に聞かないとわかりませんが、人間側の安心感がある、というのが明確な違いでしょうか。

釣果ですが、直近の釣果情報で水深が深い所にクロムツが混じっていましたので、餌はオキアミも持参。
外道で掛かったら良いなあとアジ釣りもそこそこに、オキアミ&歯が鋭いクロムツでも上げられるようにと、ピンクフロロ3号仕掛けに交換。

すると、、、

歯がギザギザ。3号ハリスも1-2回掛けたらザラザラに。

狙い通り、クロムツが釣れました!
この日はアジはイソメに、クロムツはオキアミに、と分かりやすく食いついてきたので狙って釣ることが出来ました。

肝心のアジの写真は忘れてしまいましたが、結果は
アジ15匹(20㎝~35㎝)
クロムツ4匹(20㎝~25㎝)
サバ1匹(40㎝)
トラギス2匹
カサゴ1匹(リリースサイズ)

という満足な結果でした。
これだけ釣れると、焦らず自分のペースで釣れるので、たまにはアジ釣りも良いですね。
棚を取るという部分でも他の釣りに通ずるところがあり、もちろんヒラメに活かされるところもあります。

季節によっては40㎝オーバーが上がってくることもあり、食べて美味しい、釣って楽しいビシアジ釣り。

釣り応えのある大きいサイズの美味しい魚を求めている方には、ぜひおススメです!