
昔のhiramen
ヒラメを釣りたい!とりあえず竿とリールと・・・YouTubeで見たようにルアーがあればいいかな!
そんな風に思っていた時期が私にもありました・・・しかし、投げれども投げれども最初の数か月はカスリもせず。
というのも、当時の私はヒラメが海の中のどこにいるのかがわかってなかったのです。
ヒラメを釣るにあたってまずは、ヒラメの生態から知っておく必要があります。
まずはヒラメの定義から。
ヒラメ=漢字表記は鮃(平目とも書きます)。カレイ目ヒラメ科に属する魚。目が左側に寄るのが特徴で、左ヒラメ右カレイの所以ともなっています。カレイ目ながら、ヒラメの場合は成長すると発達していく鋭い歯が特徴です。成魚になると9割は小魚を捕食して活動している。
今回は、こういったヒラメとは?という定義より、
魚がどこに居て、何を食べて、どうやって食べて、いつお腹が空くのか?
という目線で紹介していけたらと思います。この考え方であれば、どの魚種でも、どこの釣り場でも役に立ちます。
今回はこの考え方を軸に、初めての釣りがヒラメ!という方にも理解しやすいように私が初心者の時に理解して上達した考え方を順を追って、進めていきます。
※筆者が活動する千葉周辺前提でのお話になりますが、どの地域でもそれほど違いはないかと。
①そもそも魚はどこにいる?
魚は種類、季節や天気によっては【海底付近(ボトム)】【水面付近(表層)】【水面と海底の間らへん(中層)】に住処が分かれます。

②鮃(ヒラメ)はどこに住んでいる魚?
鮃(ヒラメ)はズバリ、水深20m~200mくらいの海底で生活しているといわれています。
マグロやブリやカンパチなどのような他の大型魚は、年中回遊しながら餌を追っています。
ヒラメの場合は海底でじっと餌を待つタイプの魚であり、餌を求めて常に回遊や長距離の移動を繰り返すわけではないので、居場所の特定はしやすい魚です。
③鮃(ヒラメ)は海底でどのように生活しているの?
沿岸の砂泥地を好み、海底付近で捕食活動をします。
その為、餌となる小魚にわからないように海底の色に合わせて体表の色を変えて生活します。昼は砂泥中に身を潜め頭を出して、主に海底付近を泳ぐ小魚(イワシやアジなど)、小型甲殻類を食べます。
成長するにつれ魚類を捕食する割合が増えてきて、成魚では9割が小魚捕食となります。大きいもので1m近くにまで成長します。
④鮃(ヒラメ)は季節によって居場所は変わる?
釣りを何回か経験していると、「今日は水温が下がったから魚がいなくなったかなー」とか「暑いから深場にいっちゃったかー」という話を聞いたりします。基本的にほとんどの魚種は季節に合わせて深浅の移動をします。
ヒラメも季節に合わせて深浅移動を行い、早春から初夏にかけては浅場に、夏から冬は深場で生息します。
⑤鮃(ヒラメ)が活動的になる水温と産卵期とは?
どの魚にも活動的になる水温、そして産卵期があります。産卵期前後は餌を積極的に食べて、栄養を蓄えます。
ヒラメが活動的になる水温は15℃~25℃といわれています。
これよりも低すぎても、高すぎても、水温の安定した深場へと移っていきます。そして、ヒラメの産卵期が春頃と言われており、この時期と水温が重なると浅場で産卵します。
まとめ
要するに、ヒラメは基本季節問わず、海底付近を住処として上を泳いでいる小魚を捕食している。
位置関係はこんな感じです。ちなみにヒラメは視野が狭く、
斜め前とかではなく上で魚が見えないと魚を認識できないです。
※この生態と海の中のイメージは常に持っておくことが大事だなと今では実感しています。

このポイントを踏まえて、ヒラメの捕食活動を活かして釣る方法が主に【泳がせ釣り】【ルアー釣り】です。
そして、季節によりますが、釣る場所は【堤防】【サーフ】【船】です。
主に、浅場によって来る早春から初夏は堤防やサーフから。
深場に行く夏から冬は船から狙うのが効率が良いでしょう。
(どちらも渋いときは渋いですが・・・・・)
ちなみに関東のヒラメ狙いの船はほとんどが釣った小魚や、船宿用意の小魚を泳がせる釣りです。

それぞれの釣果や釣り方などはこれから随時アップしていきますね。
それぞれの釣り方に適した釣り具は上●屋やキャス●ィングなどの店舗やネット通販で探せます。最初は店舗で相談しながら買う方が無駄がない気がします。
また、釣りは天気関係なく行うレジャーなのでウェアのパターン(雨、晴れ、強風など)はいくつか揃えた方がいいです。
私は釣り専門店の他にアウトドアアパレルやワークマンなどで揃えていたりします。
とはいっても、ヒラメの仕掛けやオモリってお店によってはあまり豊富に取り扱っていないケースもあります。
まずは店舗で知識を深めて、消耗品的なものはネット通販で。
とても助かっています↓↓↓
