釣りでは底取りという言葉をよく耳にします。これは堤防の釣りでも、船の釣りでもよく聞きます。
底取り=AIによると、海底にオモリやルアー着かせて、仕掛けを上げていく、
ルアーを誘い上げていくための水深や地形を把握するための使用するそうです。
そう!
つまり!
釣りにおける基本中の基本なのです!!!
これが出来るかどうかで、その日の釣果を大きく左右する、それほどの重要性があります。
初めての船釣りでこの底取りを知った気になっていた、出来た気になっていたことを痛感しました・・・

hiramen
ぶっちゃけ、あの頃は底取りをなめてました・・・こんなもんでしょ?って感じでした。
よくよく耳を澄ませば、堤防でも「底どのくらい~?」「ここは岩あっから!だから少し上げるっぺよ~」といった会話が。
船でも「底取り出来てますか~!!?」「しっかり底取ってくださいね~」といった確認やアナウンスが飛び交っています。
つまり、釣り人の日常会話に溶け込むくらい海底の情報は重要。
底取りと言っても、まずは海底にオモリやルアーが到達したときの感じを体にしみこませましょう。
体感だけではなく、目で見ても、竿先が下向きから水平になると、それは底に着いたという合図になりますので海底へ仕掛けを着ける時には目線は竿先へ。

じゃあ、海底に着く感覚が分かったとして、どんな情報を掴めばいいの?という方に向けて、以下のようにポイントをまとめました。
底取りで確認するポイント
1,地形(=砂地なのか、砂利なのか、岩場なのか)や障害物(=水草など)の有無の把握
2,魚が隠れて良そうな起伏があるか
3,仕掛けやルアーがどこに向かって流されるか
こんなことを意識しながら仕掛けを落とすと、海底の地形や潮の流れをイメージできます。
そして魚が居る層に直接餌や疑似餌をアプローチすることができるようになります。
ということで、私はどんな釣りでもまずは底をイメージできるようにしよう!ということを目標として
堤防や船のキス釣り、堤防エギング、堤防や船のルアー、タイラバ・・・色んな釣りにチャレンジしました。
キス釣りでは海底の起伏
エギングでは底から水草などがどれくらい生えているか
ルアーやタイラバは海中の潮の流れや底に着いた感覚から水深の推測
海底からどのくらいで魚は食いついてくるか、などを学びました。
大体の船の場合は底の地形や水深は船長に聞けばわかります。
底が分からない初場所の堤防などでは、
一度仕掛けやハリの無いオモリやルアーを投げ入れて引き摺ってくると、
手元に伝わる感覚で底が砂地なのか岩場なのか分ったりします。
個人的には、障害物にぶつかりながら泳いでくる小魚が本物に見えるか?→否
底を引き釣りながら漂っている餌が美味しそうに見えるか?→否
こんなことを考えながらリールをぐるぐる回すことがあります。
なるべく海の中で自然な動き、本来の動きをイメージして、仕掛けを動かして魚に見せていくために、底取りは欠かせないのです。