最近思うことがありました。

それは友人を久しぶりに誘って船釣りを頼んでいた時のこと。

「はいやってー。水深45m、そこからね、10m・・・・」といった船長のマイク。
1年で何度も船に乗っている筆者や、それ以上通いまくっている猛者からすると当たり前のスタート合図でもあります。
場合によっては、「おお、始まったな・・・魚居るかな・・・」なんて条件反射的にテンションが上がったりもするでしょう。

しかし、友人は時折「え・・・?今何て?」「40・・・いくつ?」ということがしばしば。
要するに聞き取れていない状況なのです。

極めつけは、釣りあげた時に船長から声を掛けられた際、まるで異国文化に触れたかのようなやり取りを繰り広げていました。

それは、友人が居た場所が聞こえづらいとかそういうことではなく、

いわば筆者側はネイティブで聞き取れる能力が身についてしまっており、あまり乗らない人たちにとっては聞きなれない言葉も交じるので余計に聞き取れないのだと思います。

船長のマイクはその時々のチャンスタイムを教えてくれる貴重な情報源。

これが常にヒアリングできていれば、ここぞという時を逃さず魚を仕留めることが出来ます。

そこで今回は、これを見た初心者の方々が次の乗船にはおおよそ船長のマイクの内容が分かるように、

船上で飛び交う言葉をざっくりと初心者目線で解説していきます!

釣り始め編

船宿のサイトなどを見ると以下の文言が飛び交っています。知っておくと自分が行く日の海や船の状況のイメージが出来ます。

トモ・・・船の後ろ 
ミヨシ・・・船の先頭
いずれも席の位置。例文:「波が高いからトモに移動してくださーい」とか「ミヨシのお客さん、○○だよー」とかアナウンスがあったりします。

タナ・・・魚が居る層のこと 例文:「タナは●mなんでね、その辺を探ってください」

時化(しけ)・・・海の状態が悪いこと 例文:「昨日は時化てたから、魚の活性がどうなってるかだねー」

ナギ・・・海が穏やか、波風がほぼない状態のこと。ちなみに魚種によっては必ずしも穏やか=釣れるではないです。 例文:「今日はナギてるから、だいぶ竿は出しやすいですよー」

ベイト・・・捕食魚が好む小魚のこと。ベイトが居ればそれを狙った大型魚が居る確率が高い。
例文:「この辺ベイトが入ってきてるよ~」

釣果編

竿頭・・・その日船で一番本命の数を釣った人のこと。

ボウズ、オデコ・・・本命が全く釣れなかった人のこと。どちらも毛が無い状態=釣果が無いということで使われる。

バラシ・・・魚を掛けた後、船や陸に上げる前に逃げられること。

リリース・・・魚を海に帰すこと。主にサイズが持ち帰りに満たない、可食部が無い、有毒で食せない場合におこなう。

スソ・・・その日船で一番本命を釣った数が少なかった人のこと。

外道・・・本命ではない魚のこと。たまに外道の方がうれしい釣り物もあったりする。

スレ掛かり・・・魚の体など口以外と部位に掛かって釣れること。通常よりも引いたり暴れることが多い。
例文:「これ、スレ(掛かり)だ!」

サイズ編

ソゲ・・・小型のヒラメ。一般的にはリリースサイズ。

メガギガテラアジ・・・アジのサイズの段階。

キメジ・・・キハダマグロの子供。あまりに小さい場合はリリース。

メジ・・・クロマグロの子供。漁業法で決まっており必ずリリース。

チャリコ・・・真鯛の子供。可食部も無いのでリリース。

魚の活性編

入れ食い・・・仕掛けを入れたとたん食ってくること。

落ちパク・・・上に同じ。

口を使う・・・餌を積極的に食べにくること。反対に使わない状態というのは餌に見向きもしない状態。

ナブラ・・・魚が小魚を水面まで追うことで、水面がざわついている状態。

鳥山・・・水面まで小魚が追われていることで鳥が水面で魚を狙って殺到している状況。
※ナブラも鳥山も釣り人が最もテンションが上がる状況です。小魚が追われているということはその下に大型魚が必ずいるため、いわゆるチャンスタイムなのです。

型(顔)をみる程度・・・1匹2匹釣れた程度のこと。魚が釣れてはいるくらいの釣果の状態。

まとめ

いかがでしたか。

まだまだ地域によってあると思います。まずは少しずつ聞きなれて、たくさんの情報をキャッチして釣果につなげてみてください。
何よりは、船長さんのアナウンスを元にたくさんコミュニケーションを取ってみて楽しい船釣りライフを送れますように!